開基百年記念碑 樹心佛地 永教寺百年縁起  Top           
明治三十三年三月二十一日春彼岸中日、富山県越中射水郡七美村出身松永諦
(三十四歳)妻ふで・長男諦恵(三歳)を伴い渡道、雪深き多度志で開教の第一
声を挙げ、浄土真宗永教寺の開基となす。諦教、無佛無縁未開の多度志に至り、
掘立篠葺小屋に御本尊を安置し直ちに説教場開設こ着手し、同三十七年現在地
に仮本堂建築を成す。同四十年寺号公称許可せられ、諦教住職三十有余年に互
る興法利生の懇念により寺基を確立す。
 
星霜百年、初代松永諦教・ふで、二代松永諦恵・ケイ、三代松永大元・アリシア、
有縁恒沙の檀信徒と共に寺門基礎の確立と護持発展にその一生を捧ぐ。本堂・納骨堂・庫裡・山門
に及ぶ堂宇伽藍はもとより檀信徒信心の繁盛は永教寺歴代の自信教人信の具現なり。
 
平成十二年盛夏開基満百年慶讃法要を厳修するにあたり、老朽化した三宝堂を解体しその戦没者及び
有縁檀信徒の分骨を碑下に納め先人の労苦に報恩の誠を捧ぐ。本願寺第二十五世法主大谷光紹台下
の御染筆を謹刻せし記念碑を此の佛地に建立、先人の遺徳を顕彰し、後世にその遣志を伝えんと
永教寺百年縁起を記す。法燈の末永き興隆と継承を祈念するもの也。         
 
合   掌
 
  平成十二年 盛夏     永教寺第三世住職 釋大元